2010 ⁄

祝・東陽支部から2名、千住支部から1名はれて黒帯を合格取得。

2月に行われた昇段審査に、我が道場から3名の門下生が受験にのぞみ、3名とも無事初段審査に合格を致しました。
そのひとり神保くんは、会津支部で高校まで修行をつみ1級まで進んだが、大学受験のため休部。今年3月に大学を卒業し、東京で就職が決まりそれを機に再び拳正道に復活した22歳の若者。昨年の9月に連絡が入り、会津若松道場の増井先生のところで修行を重ねていたと聞きました。一度身を引くとなかなか戻るのが難しい武道の世界。彼は丁寧な言葉を選び、電話でもう一度“拳正道”を始めたいと熱く連絡をくれました。後日、増井先生からもご丁寧なメールをいただき、彼を思う先生の人柄に子弟の強い絆を感じ、彼をはれて東陽道場に迎え入れることに・・・。
また後の2名は、絹山が2年、板橋は3年と共に基本を充分に身に付けさせ受験にのぞませました。久しぶりに黒帯を3名出す事ができ、道場に新たな活気が生まれはじめました。ライバルであり,友でもある3名の今後がとても楽しみなわたしです。現在6月の乱取り大会に向け、毎週熱のこもった練習に励んでいます。これからは黒帯の重さをしっかりと受け止め、慢心せず長く修行に励んでくれることをこころからのぞみます。皆とともに生涯拳正の道を探し求め、わたしも修行を重ねて行こうと思います。

左から板橋幸広、神保正彦、絹山圭介の黒帯姿。