スポーツチャンバラ 護心館 不動塾
東京都スポーツチャンバラ協会公認
足立区・江東区スポーツチャンバラ協会

秋晴れの澄み切った青空のもと、代々木の森に世界のサムライ集う!

November 5th, 2012

開会式


11月4日(日)、第38回スポーツチャンバラ世界大会が、国立オリンピック記念青少年総合スポーツセンターにて開催された。年に一度のこの大会も数えること38回。アメリカ、ロシア、フランスなど多くの国から世界一を目指し、サムライたちがやってくる。会場に一歩足を踏み入れると、そこはまさに剣豪たちの聖地。他の大会とはまったく違う、緊張感漂う独特な雰囲気を醸し出している。子どもから大人まで、それぞれ段級別に分れ各競技が進んで行く。戦いに破れ涙する子どもたちの姿がこれほど多い大会はない。それだけ選手にとっては大きく重い大会なのである。わが道場からは、残念だがひとり(植草そら選手)だけの参加になった本大会。結果小太刀は2回戦で敗退、長剣も初戦敗退と残念な結果だったが本人が望んでの参加でしたので、多くのものを得たのでは・・・。長剣で負けた時は、普段見せたことのない大粒の涙を、人目も気にせず流していた。どの試合会場も熱気にあふれ、熱い戦いが続き見守る観客も思わず手に汗にぎるそんな状態が会場を包んでいた。やはり世界の壁は大きく高い、そんな印象を強く感じたわたし。どのクラスも頂点に立つ選手はレベルが高く、そのクラスではないだろうと思える実力者ぞろい。だからこそ世界大会なのだろう。たとえ負けても、この場所で得るものは大きい。ぜひ来年は、門下生のみなさんひとりでも多くこの舞台に立ってくれることを望んでやまない。
護心館不動塾塾長 植草庄治

出場待ちで緊張気味のそら選手


全力で戦うそら選手

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